映画
勝手にキャスティングシリーズ「アベンジャーズ」
マーベルシネマティックユニバースことMCUのアベンジャーズを日本人キャストでやるとしたら誰がいいんだべ? という勝手にキャスティングシリーズをやってみたいと思います。
アベンジャーズはヒーローの集合体のようなものでして登場人物はこちらのさじ加減になっちゃいますね。どこまでをキャスティングするか。まあ主要キャストだけでもズラっと並べてみますが相当数にのぼるのではないでしょうか? もちろん異論は認めます。「勝手に」キャスティングしているので、そりゃ異論もあるでしょうけど、好きにやらせてもらいます。
アイアンマン オダギリジョー
ペッパー 蒼井優
ローズ 妻夫木聡
ハルク 鈴木亮平
マイティ・ソー 小栗旬
ロキ 佐藤健
ジェーン 柴咲コウ
キャプテンアメリカ 三浦春馬
ペギー・カーター 加藤あい
バッキー 山田孝之
ナターシャ 綾瀬はるか
ホークアイ 萩原聖人
ワンダ 山本舞香
ヴィジョン 竹内涼真
スパイダーマン 北村匠海
アントマン 大泉洋
ドクター・ストレンジ 渡部篤郎
キャプテン・マーベル 大政絢
ニック・ヒューリー 吉川晃司
マリア・ヒル 小池栄子
シャロン・カーター 石井杏奈
クイル 生田斗真
ガモーラ 菜々緒
ネビュラ 夏帆
ロケット(声のみ) 池松壮亮
サノス 布袋寅泰
まずさ、アイアンマンのトニースターク役のね、
ロバート・ダウニーJrが1965年生まれなわけ。
そこに1976年世代のオダギリジョーを持ってくる時点で、
10歳以上狂いが生じるわけですよ。
で、その年齢差をハルクにだけ適用しようとしつつも
ブルースバナー役のマーク・ラファロはロバートの2歳下なのに
すでにオダギリジョーと鈴木亮平は7歳差あるという。。。
まあこの際なんでもいいんですよ。
オダギリジョーがいいんですよ。日本版のアイアンマンなら。
年齢とかこの際どうでもいいじゃないですか、と。
ただね、思い付きで選んでみたわりには、
なかなかなキャスティングだなとは思うわけですよ。
サノスとかはもうバッチリ!な人が見つからないので、あえてですよね。
そうなるとニックとセットにしてCOMPLEXしてもらいたいわけですよ。
もう妄想だからなんでもありですよ。
個人的には大泉洋のアントマンが見たいってのと、
キャプテン・アメリカシリーズはぜひ三浦春馬君にって思うね。
苦情やクレームは受け付けませんのであしからず♪
【013】アベンジャーズ/エンドゲーム
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2019年のエンドゲーム公開をきっかにMCUのマーベルシネマティックユニバース作品を見たという人も多いようで、何を隠そうわたくしもその一人なのだ。なんと9月の後半から年末にかけて2周分観てしまった。正直、こんなに面白いとは思わなかった。まだ観たことない人はぜひ見てほしい。
もちろんエンドゲームだけをポンっと見ても楽しめない。
エンドゲームへ至るまでに実に21作品を見る必要がある。中には主要作品だけを推奨するものもあるが、個人的には全部見るべきだと思う。唯一主役のキャストが変更されてしまうインクレティブル・ハルクだって絶対見るべきなのだ。これら全作品をマラソンして挙句エンドゲームへたどり着けば、感無量。劇中、涙が止まらないはずだ。
たとえがうまいかわからないけど、お嫁にいく娘を持つ気分とでもいおうかな。昨日の今日でポンっと娘が生まれて明日嫁に行くわけじゃないから、1から順を追って蓄積された物語が22作品にも及ぶと、達成感も相まって、すごいことになるわけですよ。(たとえ、うまくなくてすいません 笑)
さてさて、アベンジャーズ関連はフェーズ1~フェイズ3で区切られています。
どういう順番で見ていくの?
フェーズ1
『アイアンマン』(2008)
『インクレディブル・ハルク』(2008)
『アイアンマン2』(2010)
『マイティ・ソー』(2011)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
『アベンジャーズ』(2012)
フェーズ1で主要キャストが勢ぞろいして、
最初の集結は「アベンジャーズ」で確認できます。
この段階で相当胸アツになっていれば、もう先に進むのは容易です。
フェーズ2
『アイアンマン3』(2013)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
『アントマン』(2015)
アベンジャーズでの大戦後の主要キャラの変遷を追います。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーという新たな物語も生まれます。
単体でも絶妙に面白いアントマンも欠かせません。
フェーズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
『ドクター・ストレンジ』(2016)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
『ブラックパンサー』(2018)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
『アントマン&ワスプ』(2018)
『キャプテン・マーベル』(2019)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
フェーズ3も盛りだくさんです。
全部観るからこそ思い入れがエンドゲームにて爆発するんです。
基本的にキャプテンアメリカに何度も泣かされているワタシは、
エンドゲームで何度泣いたかわかりません。
インフィニティーウォーでの喪失感。
あそこから5年の月日が流れるというから、
わざわざエンドゲームを見るまで期間をあけて観るという気合の入れっぷり。
本当によかった。
詳しいことは一切書かないけど。
これはマーベルマラソンをしたものたちにだけ味わうことの許されたご褒美なんだと思う。
10月に観た映画の本数が25本だった件
filmarksという映画アプリに鑑賞記録を残しているので、10月に観た映画を数えてみた。
25本も観ていた。
ほぼほぼ1日1本ペースじゃないかと驚いている。
もちろん映画館へ行かず自宅といわずデバイスを使えばでいつでもどこでも観れる便利さのおかげだが。
一番映画にはまっていた頃でも週に5枚のDVDをレンタルして、
でも1枚ぐらい観れなくてって20本も観たら凄いほうだったと記憶している。
25本は自己新記録の可能性もある。
(ドラマ24 twenty-fourとか洋ドラマは1話45分とかだし、シーズンまるっと1ヶ月で見ることもあるけど、ちょっとそれは別かなぁ。。。)
というのも、映画ファンにしてみればいまさら感もあるだろうが、
ちょうどマーベルの映画を一気見しているのであります。
だからこそ数が稼げる。だって面白いから。ぽんぽん進む。
1本2時間強はあるんですけどね。
見終わったらすぐ次に行きたくなる。
MCU。マーベル・シネマティック・ユニバーサルでしたっけ?
ようは、ヒーローたちが同じ世界にいて、リンクするんですよ。
例えるとアンパンマンとドラエモンと仮面ライダーとウルトラマンが、
同じ世界で活躍しててスペシャルのときには一緒になって戦うみたいな。
(かなり雑なたとえですが、胸アツ感は伝わるかと)
というわけで、絶賛、鬼はまり中なのですよ。
マーベル漬けなのもあれなので、合間合間に違うテイストの映画も観るんです。
そうこうしているうちに加速度的に本数が膨らんだわけですね。
改めて思うけど、
好きなことに没頭できるってのは幸せだよ。
幸せかみしめる、そんな2019年の10月でしたよ。
トリック・オア・トリート!!
[012]オール・ユー・ニード・イズ・キル
タイムリープが大好きな私が推す。極上のタイムリープものだ。
広報担当で戦場での現場経験がないトムクルーズがひょんなことから現場に出されてしまう。その現場にてタイムリープするきっかけを得てしまう。タイムリープは死によってリセットし、同じところからまたスタートされる。まるでゲームのように、戦場へ繰り出しては死ぬことを何度も何度も繰り返す。そのうち、トムは頭を使い、いかにこの局面を乗り切るかを画策していく。
リチャード・R・スミスの小説「退屈の檻」を思い出す。何度も繰り返すタイムリープの中で、確か小説は相当短い分数の出来事だったが、いかに新たな発見をするかにチャレンジする。
主人公のトム・クルーズ扮するケイジは、死ぬたびに出撃前日に戻る。記憶を受け継いでいるからタイムリープを繰り返すたび戦闘スキルは向上していく。何しろすべて把握しているから、次に何が起こるかもわかるのだ。なのでスーパーマリオでもやるような感覚で目をつぶっててもクリアできる次元まで進む。
そんなとき出会うのがエミリー・ブラント扮する人類軍の救世主最強の兵士リタ・ヴラタスキ。事情を知る女兵士と力を合わせ問題解決にのぞむのだ。最初はへたれだったトム・クルーズが、日々の訓練によりどんどんたくましくなっていくさまには感動すら覚える。また、同じ時間をいかに有効に使えるか、なども見ごたえがある。武力で圧倒される人類軍執念の反撃が開始されるわけです。
難しい知識も特にいらず、シンプルなのがよかった。
なんといっても、ラストがよかった!!
なんといっても、ラストだ!
解釈が異なるだろうしいろんな議論ができるだろうあのラストが素晴らしい!!
ラストについて、いや、この映画全編に対して、語り合いたい。
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原作者は日本人で、桜坂洋。SFアクション。近未来の地球を舞台に、謎の侵略者との戦闘に挑んでは戦死するという不条理な世界に囚われ、同じ出来事を永遠に繰り返す男が同じ境遇にいる女性兵士と出会い、現状を打破しようと奮闘する姿が描かれる。監督を務めるのは『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。
2019.10.29
「一緒に映画を作りませんか?」シーズン3
映画を作りたいその一心でせんだいタウン情報を駆使してメンバー募集して結成したチーム「ボニー&クライド」。旗揚げ一作目となるはずだった槇村さとる氏の漫画「カフス」を原案にした作品は、早速、座礁。方向性を失いかけていたチームのもとに、ショートフィルムのコンペのお誘いが舞い込んだ。しかも締切は一週間後というタイミング。さあ、どうするチーム「ボニー&クライド」
前回までのあらすじ
⇒ 「一緒に映画を作りませんか?」シーズン2
⇒ 「一緒に映画を作りませんか?」シーズン1
「ショートフィルムのコンペあるよ」
とは、姉からきいた。姉は映画のサークルに入っていて、そのサークルは仙台でも名うてのサークルらしいんだ。そのサークルはフィルムフェス的なこともガンガンやってるサークルだった。そしてゲストに映画監督を招いてちょっとしたワークショップをやるとかそういうノリだった。
映画製作の「え」の字も知らない、自主映画の「じ」ぐらいしか知らないリーダー(私)を筆頭に、メンバーで「ショートフィルムつくっぺ」という気持ちだけは一つになった。
一週間で何ができるのか。幸いにもあの頃は金はなくとも時間だけは腐るほどあって本当にちょっと目を離せばすぐ腐り始めるほどだったのだ。だから私の家をたまり場にして日夜アイデアを練ることになった。こういったらかっこいいけど脚本のない映画撮影が始まったのだ。撮ったものをつなげよう!という制作方法になった。
スタイリッシュにいこう、ストーリーはなくてもいい。「すごいやつらがやってきた」と、冒頭で脅迫文のごとき紙文字が並ぶその映像は、頭っからケツまでベンチャーズの急がば回れこと「WALK DON’T RUN」が流れるショートフィルムを作ることにした。ミュージックビデオではなく、ミュージックを流した実験映像だ。そういうノリだった。クリトファー・ドイルのように手持ちカメラで、色つきセロハンをレンズに貼ったり工夫して、撮った。固定フレームの中でツイストダンスをする人が一人、二人、三人と増殖していく謎の映像もおさめた。とにかく2分ないし3分の間に、ありったけの愛情をそそいだ。そう、自己満足的に、面白いと思うものを詰め込んだ。
そして1週間のタイムリミットに間に合わせてコンペに出品したのだ。
コンペと聞いていたが実際は、監督に見てもらって寸評をいただくワークショップ的なものだったのだが、「ショートフィルムのコンペ」という言葉に胸が熱くなっていた手前、もう「ショートフィルムのコンペ」だったことにしておこうと思う。
ドッキドキの思いで映画監督直々に見ていただいたその作品「すごいやつらがやってきた」は、けちょんけちょんどころか、鼻息で吹き飛ばされるかのごとく軽く一蹴されるのだ。
「・・・なかには、ミュージックビデオのようなものあって、論外でしたけど」
がーん。ほとんど触れられなかった。。。まあ、短編映画ではないからぁ・・・。
ただ、決してうつむくことはなかったよ。
晴れやかな顔してたと思う。
だって処女作だもん。我々の。
だから、論外だったとしても、精一杯やって楽しかったんです、我々わ。
ちなみに、
その監督とは広末涼子の映画デビュー作「20世紀ノスタルジア」のメガホンをとった原将人監督だった。
広末涼子がグルグルとまわるシーン(劇中にある)をどうやって撮影したかなど、
ワークショップは非常にタメになる内容でした。
「ショートフィルムのコンペ」を経験して、
チーム「ボニー&クライド」はさらに一丸となり前進!!していくのかと思いきや・・・
次号へ続く
【12】天使のくれた時間/おすす名画
天使のくれた時間
「もしもの世界」はフィクションだからこそ成立する。だからこそ映画や小説で描かれる「もしもの世界」に魅力を感じるのだろうと思う。学生の頃の恋人と交際を続けいたらの「もしもの世界」。ロンドンへ発つ空港での別れのシーンから始まる当作品は、「別離」するところからスタートする。ロンドンへ高みを目指すべく勉学に励もうとする主人公と、行かないで!という勢いで迫る彼女。ここでもしロンドン行きを断念していたらどうなっていたのか。

