【DAREKATABEST】[003]OZROSAURUS 【Rhyme&Blues】

【DAREKATABEST】[003]OZROSAURUS 【Rhyme&Blues】

[003]OZROSAURUS 【Rhyme&Blues】

Rhyme&Blues(初回限定盤)(DVD付)


Rhyme&Blues
1.INTRO
2.All My People -It’s OS III-
3.I See U
4.Welcome To The Bay Blues Recordz feat. Kayzabro from DS455
5.Life Is One Time -Rhyme&Blues- feat. 般若,SAY
6.My Dear Son
7.The Phoenix(will rise)
8.Handz Up
9.Disrespect 4 U feat. ZEEBRA
10.ON AND ON (ROMERO SP Remix)
11.D’s Nutz FM’06(Vol.2)
12.Clap Ya!! feat. BIG RON
13.眩暈(めまい)
14.Soul Dier feat. SORASANZEN
15.風吹く土曜 feat. SAY
16.Outro
(2006年3月15日発売)

【コメント】
自分が日本人ラッパーで一番好きなのはOZROSAURUSのMACCHO。彼の声質、発声、フロウ、ブレス、すべてが楽器。言葉の意味より先に、音としてすんなり耳に馴染む。自分がラップをはじめるきっかけになったといっても過言ではない97年のOZROSAURUSの狩人の唄 feat.ZEEBRAを、DJ HASEBEのMIX TAPE#3で初めて聴いた時の衝撃は、いまだに現在進行形だったりする。2001年にアルバム『ROLLIN’045』で立ち位置を確立し、2003年に2ndアルバム『JUICE』を発表。この直後にMACCHOが交通事故に遭い、一時は死線を彷徨うが奇跡的に回復。その後、DJ TOMOの離脱やレーベル立ち上げを経て、2006年にリリースされたのが本作だ。

シングルカットされたThe Phoenix(will rise)にすべてが集約されているような気がしている。不死鳥がベイブルースレコーズ引っ提げてご帰還だ。初めて聴いた時の、冒頭のあのお馴染みのシャウトで身震いしたのは、そこまでの道のりや背景を知っているからというわけでもないだろう。

ラップが楽器になっている、日本でも数少ないアーティストの一人だと思う。

2016.06.17

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