勝者と敗者

勝者と敗者

それがHIPHOPかHIPHOPじゃないか論争。
ヒップホップ好きなら一度は聞いたことありそうな話題です。それがラップかラップじゃないか。みたいな。リアルかリアルじゃないか。もう全部同意語に思います。定期的にそういう話題が出ますよね。

いつも思うのは、かっこいいかかっこよくないか。いいなと思うか、いいなと思わないか。それが聴く側の判断基準かな。それさえぶれなければいいと思う。結局、やってる側のエゴですよ。やってる側がカテゴライズしたいの。それは本物でこれは贋物です。そういいたいの。でも決めるのは残念ながらやってる側ではないんだ。オーディエンスや、観客や一般のファンなのだよ。

急に何の話?って感じですけども、
昨今
「格闘技か」「格闘技でないか」
みたいな話題をよく目にするので、
そういう話題はどのジャンルでもあるんだな、と。
カテゴライズしてもどうしようもないんだけどね。
でもしたがるわけですよ。
あれはこうだ、これはこうだ。

でもねそんなことより大事なのは、
それを面白いと思うか面白いと思わないか。
それが判断基準だと思うんです。

かくいう私は、
大の格闘技好きだったんですけど、
それも過去の話。
もう10年以上も格闘技は見てないです。
なもんで、
昨今話題のも見たことないし、
街の不良たちがリングにあがってきたあたりのも見てない。

まあ、
格闘技離れしたのは何もコンテンツが悪かったわけではなくて、見ててつらくなってきたっていう個人的な理由。仕事の都合上、ちょこっと格闘技にかかわりを持った頃に、つらくなってきちゃったんだわ。大会のスポンサードとかしているうちにさ、いろんな団体やジム関係者と薄くとも関係性ができるわけじゃないですか。そこで、対戦する両選手が知り合いだったりとかになっていくわけです。どっち応援すればいいの!?とか、そんな単純なことならいいんですけど、あきらかに「勝者」と「敗者」にわかれるわけです。試合後って。そのリング裏での涙とか、積み上げてきたものが崩れる感じだとかを目の当たりにしちゃうと、しんどくなってきたんですよね。そういう裏側を見ちゃうと、スポットライト浴びてる勝者の影には必ず敗者がいるわけでっていう当たり前のことで、ちょっと格闘技しんどくなってきたんです。え、スポーツなんてみんな勝敗つくじゃん!?って思うだろうけど、特に格闘技の打撃系とかは、痛みもダメージもすごいじゃん!?打撃あたると歓声。かたや痛い。その繰り返しじゃんか。それを両者知ってる人とかで見ちゃうと、病みますね。笑 ま、へたれですよ。私は。なので語る筋合いもないですね。格闘技については特に。え、ヒップホップも?(やかましいわ

…っていう単純な理由で格闘技離れしちゃいました。関係者各位お許しください。チャンピオンの祝賀会とかも顔出させてもらったことあるぐらい特定選手とも懇意にさせていただいた時期もあったのに、後楽園にもしょっちゅう行ってたのに、…いやーぱったり行かないし見ないしってとこまで離れちゃいましたよ。スポーツとはそういうものなんですけどね。格闘技とはそういうものなんですけどね。わかっちゃーいるんですけどね。急に見なくなっちゃいました。見れなくなっちゃいました。そればっかりはどうしようもねっす。

不思議なもんです。

ま、結局、
コンテンツなんてさ、
いいと思った人が応援して
いいと思わない人は見なきゃいいだけ。

頑張れ、その界隈!