修哲トリオ来生哲兵の秘密

漢字には強いほうだが、それでも読めない苗字と遭遇することは稀にある。(いや、きっとたくさんある)。最近では五百蔵さんという字が読めなかった。いおろいさんだ。読めなかった字は、その都度、調べるので忘れない。
きっと最近の人たちは世代じゃないので「来生」を読めないのだと思う。ボクら世代ならキャプテン翼の修哲トリオの井沢・滝・来生でおなじみの来生哲兵を思い浮かべるだろう。「きすぎてっぺい」だ。
上の世代なら「来生たかお」や「来生えつこ」を思い浮かべるだろう。来生えつこはお姉さんで作詞家、来生たかおは弟で作曲家。二人のコンビで数々の名曲を世に送りだしている。デビュー期の中森明菜の「スローモーション」や「セカンドラブ」など、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」などなど。とてつもなく素晴らしいコンビ。もちろん「来生たかお」名義でもさらに多数の楽曲を世に送り出している。
夜な夜な、来生たかおのセルフカバーなんかをyoutubeで聴く。自身がピアノに向かって、明菜に提供した歌やシルエットロマンスなどの名曲を歌うのを、ウイスキーのグラスを傾けながら酔いしれるのも悪くない。
そんなわけで、「来生」を読めるか読めないかは、あらゆる意味で大きなポイントになってくるのだ。そして衝撃の事実としてキャプテン翼の作者・高橋陽一氏は「来生たかお」の大ファンで、「来生哲兵」は「来生たかお」の息子さんの名前を拝借したのだとか?(ウィキペディアより)
つまり、修哲トリオの来生哲兵は「来生たかお」なくして誕生していないわけですね。
びっくり。
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