天才柿谷曜一朗、文化人柿谷曜一朗

天才柿谷曜一朗、文化人柿谷曜一朗

サッカー選手の柿谷曜一朗の引退試合を先日拝見した。大阪ピンクと大阪ブルーでの対抗試合。はやいはなしがセレッソ対ガンバでガンバ側に本田圭佑(元ガンバ大阪ジュニアユース)がいるという構図。セレッソはレジェンド級OBか柿谷の先輩たち、同年代たち、それと若手に中島元彦などなど。ガンバは基本的に往年のというか3冠のイメージ強いメンツが並んで、家永と本田がむしろ異色。

サッカーは好きだから、当然、好きな選手の方が多くて、引退試合なんてできる選手は数少ないからそんな選手の引退試合が放映してようもんならそりゃ見るよね。

天才柿谷は、現役時代のいわゆるザッケローニジャパンに招集される頃がピークと思われがちだけど、やっぱそこがピーク? 柿谷プレイスタイルとして、本当に天才というか、遊び心があるというか、凄い選手だなという印象しかない。基本軸にトラップがうまいというのがあって、だからこそ広がる世界というのをみせてくれた数少ない選手。

15年以上にわたるプロキャリアで、J1リーグ238試合52得点、J2リーグ234試合30得点。記録よりも、記憶に残るタイプの選手でしたね。

そうそう、娘が小学生時代にサッカーに目覚めて、元日本代表の大谷美央さんに教えてもらっているとき、男子サッカー選手で娘が気にしていたのは天才柿谷だった。(父親が柿谷みたいにトラップしろと口うるさかった説もある)。そして興梠慎三のような動き出しをしよう!(無茶言うなよお父さん!!)。

話がそれたけど、柿谷選手は見ていてわくわくするし、対戦相手だとボール入るだけで嫌でしたね。

サッカー選手の引退試合見るといつも思うのは、選手生命の短さ。ほんの一瞬のきらめきなんだなという儚さ。なんともいえない切ない気持ちになってしまいます。

スパイクを脱ぐってのは、、、うーん、なかなか。。。

でその柿谷さんが「海外行くのは大阪でプロサッカー選手になってからでも遅くないよ」って未来のサッカー選手たちに向けて言葉を残していて、すごくいいなと。バトン繋いでるなと。柿谷さんも、先輩方を見て、みせられて、繋いできたバトン。しっかり受け渡してるんだなと。さすがだな、大阪。てどっから目線やねんっ!

そんな思いで過ごした日曜日。元彦中島(仙台3年間在籍)がセレッソでそのバトンを受け継いでいくんだろうな。みゃくみゃくと。みゃくみゃく・・・。

投稿日: 2025年12月16日hibiki