今そこにある危機
- 2020.05.03
- 雑記

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、
全国規模で緊急事態宣言が発令されて久しい。
現在もなお、感染拡大防止のための措置がとられている。
我々にできることは「外出自粛」。
とにかくこれしかない。
まずは感染拡大をストップすることが最優先であることは間違いないだろう。
その先を語るのも、
補償を語るのも、
給付を語るのも、
それはその役目を担うものが、
その役割を負うものがやるべきだし、
議論すべきだろう。
我々にできるのはその議論に茶々を入れることでもないし、
議論を停滞させることでもない。
スムーズにことが運ぶように見守るしかないと思うのだ。
その先のことはその先のことだ。
先のことを考えるならば、
相当な覚悟が必要になってくるはずで、
目の前のことで一喜一憂している「今」を
懐かしむぐらい悲惨な現実が待っているかもしれなくて、
想像力が欠けているからゆえに楽観視していた自分を
呪いたくなるような惨状に直面するとは、
そうだなぁ・・・。誰も思いもしてないだろうな。
相当な覚悟をもって、
乗り切らなければいけなくなるだろう。
戦う準備はできているか?
今は準備をするときだ。
感染拡大防止のために、じっと耐えて、
耐えながらも準備は怠るな。
そして、言わずもがな、
これまでの日常が戻るとは思わないことだ。
本当の意味での「NEWNORMAL」がやってくる。
「密集」ありきの、都市文明との訣別。
これまでとは別の価値観。生き方。
それぞれが模索するべきだし、そうなるのは必然だ。
その中で、経済的な打撃とも戦わなければいけない。
変革の時期が迫っている。
と、難しいことを並べてみたところで、
私はいたって普通の日常なのだ。
今までと大差ない。
濃厚接触者は8割減を達成しているが、
それもジムへ行かず、ジム自粛しているからこそ成立している数字。
それ以外に我慢していることなどほとんどないのだ。
つまり、日頃から、要請もされていないのに自粛しているに近い。
なので、この厳戒令にも似た外出自粛要請は窮屈でもなんでもないのだ。
だが、たいていの人間はこうもいくまい。
ゴールデンウィークにどこも出かけないことをモットーにしている私のような人間は、いつも白い目で見られたものだ。でもね、「密集」する都市文明と決別し、新しい価値観、生き方を模索してみたまえ!と思うわけだ。まあ、私が言わずとも、もう一部ではそのような動きはあるのだろうけどね。
とかなんとか言いつつも、
コロナ危機によって、
隣人の価値観や人生観、
危機管理意識や、健康リテラシー、
あるいはモラル。
そういったものが見え隠れし、
いい意味でも悪い意味でも、
人間関係をも見直す時期になったのではなかろうか??
なーんてな。
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