どうしてもおすすめしたい韓国映画5選

どうしてもおすすめしたい韓国映画5選

どうしてもおすすめしたい韓国映画。特に21世紀以降の韓国映画の発展は目を見張るものがある。コリアンムービーは確かに面白い。韓流ドラマブームが起きたのも記憶に新しいが、それは俳優人気だけではなくしっかりとしたドラマ作りが原点にあるからこそだろう。そして、韓国映画は名作揃いであることは意外と知られていない。振り返れば1999年の「シュリ」あたりで、「シュリ」を観ておけば「通ぶれる」という風潮がありました。しかし、いまやどれを押さえておけばいいというレベルじゃなく名作が誕生しています。さて、ここで厳選に厳選を重ねた「どうしてもおすすめしたい韓国映画5選」をお届けいたしましょう。

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新感染

あらすじ:
韓国北部から発生した奇病に見舞われる中、ソウルから釜山に向かう高速列車の中で押し寄せる感染者の群れと戦いながら必死で生き残ろうとする父と娘の絆を描くパニックホラー作品である。

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以下は感想。

ゾンビものとして、というよりはヒューマン映画の側面としてもよかったな、と。ゾンビ系得意じゃないけど、迫力あったし、凄かった。電車でゾンビの大群を引きずる引きの絵とか、圧巻でした。登場するキャラにも感情移入できた。マ・ドンソクは、いい奴すぎて、なんとなくクライマックスはそうなるだろうとは覚悟して見れた。男気溢れていてよかった。妊婦、女子学生、こども、老人。弱者にも容赦しない権力者=悪人の描き方が、お国柄出てた。女子学生を突き飛ばしてまで生き延びのうとするおっさんとかなかなか描けないって思いましたね。最後のほうもお国柄だな、と。邦画や洋画じゃ、ラストは異なるんじゃなかろうか、と興味深く拝見しました。

てかね、父と娘の関係とか、娘の演技力とかがね、いちいち泣けた。
パパーっ!

彼とわたしの漂流日記

あらすじ:
自殺に失敗して無人島で暮らす男と、偶然彼を見つけた引きこもりの女性が織り成すファンタジックなラブストーリー。

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以下感想。
無人島映画を探してたどりついた作品なのだけど、無人島ものなのは間違いないし、サバイバルものであることも間違いないのですが、蓋を開けてみれば良質なライトラブコメといったところ。自殺をはかり無人島に漂流する男と、カメラで月の写真を撮る引きこもりの女。現実社会で居場所のない二人が交流していくさまを描きます。サバイバル描写も8割方コミカルなんだけど、時に切ない。二人の描写もほっこりさせられたり、もどかしかったり。死から生へ。かたや、内から外へ。メッセージ性もたっぷりこめられていたのと、ラストもくどくなくて、心地よかった。こういう、期待してない時にいい映画にあたる時の喜びったらない。だからこそ、映画探しの旅はやめらんないよね。って思うのです。

あなた、そこにいてくれますか

あらすじ:
願いを叶えるという謎の薬を貰った主人公。彼は末期がんを患っており死ぬまでの間に、かつて愛した恋人の姿を見たいと願い、薬を飲んで過去へ。過去と未来を行き来して、愛する人を救おうと奮闘する。

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以下感想。
ネタバレしたくないので簡潔にいこう。めちゃよかった。とにかくストーリーが美しかったし、感動した。タイムスリップもので、意図的に本人同士が会ってしまう反則技が飛び出しますが、グイっと引き込まれました。過去から未来への連絡手段なんかも、捻りがあって面白かった。30年なんてあっという間だよ。ロマンあります。

7番房の奇跡

あらすじ:
『王になった男』などのリュ・スンリョンが主人公を演じ、突然仲のいい父娘を襲う悲劇と、その後刑務所内で起きる思いがけない奇跡を描く感涙作。無実の罪を着せられ服役することになった父親と、6歳のまな娘との深い絆が周りの人々の心まで変えていく過程を回想する。本作でデビューした名子役カル・ソウォンが幼少時代の娘を演じ、そのかれんさで涙を誘う。あまりにも厳しい現実をユーモアと優しさと愛情で包み込む物語に感極まる。

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以下感想。
普通に号泣した。

パパー!
イェスン!

二人が名前を呼び合うだけで泣けたー。刑務所の同房の面々も優しくて魅力的だったし、課長もナイスだった。嘘みたいなフィクションすぎるところもこんぐらいのことなけりゃ可哀想だなーとか、妙に肩入れしながら見入っちゃった。知的障害者ゆえのヨングの純粋さと、イェスンの可愛いさにやられまくりでした。

猟奇的な彼女

あらすじ:
ひょんなことから知り合った女性と付き合うことになった大学生が、凶暴かつキュートな女性に振り回される騒動を描いたラブ・コメディ。

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「シュリ」以降は「猟奇的な彼女」を抑えておけば韓国映画も観てる人みたいな「通ぶれる」時期があったと思う。今観返してみても面白い。韓国女って怖いよね、という印象を植え付けたという意味では功績がでかい。(どういう意味だw)。予想できない結末も含めて、素晴らしい「恋愛映画」だと思う。これを観ずして「韓国映画」を語ることはできない。

厳選に厳選を重ねた「どうしてもおすすめしたい韓国映画5選」でした。