音楽

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卒業文集1992

  • 2016.02.13

中学校の卒業文集の書き出しが「GUNS」で始まったのはあの世代で自分だけなんじゃないかと思っている。しかも原稿用紙は縦2横2の4マスを使って「G、U、N、S」・・・と進み、さらに「一色紗英」とデカデカと装飾した太字で書いた。内容までは覚えていないが、シラフとは思えないほどの浮かれたヒドイ内容の卒業文集だった。よく掲載OKが出たなというシロモノだ。 恥ずかしい、という気持ちが多少はあるので、卒業以降 […]

知らないというのは恐ろしい!:追記あり

  • 2016.02.08

とにかくひょうきんだったらしい。 幼少期は「ひょうきん」だったようだ。ご近所さんや親戚たちが喜ぶからといって歌ったり踊ったり、おどけてみせたりしたのだそうだ。ほとんど覚えていないので具体的な心境は定かではないのだが、大人たちが手を叩いて喜んでくれていることが快感だった気もする。ようするに目立ちたがり屋だったのではないだろうか。 目立ちたがり屋だから、人前で歌を歌うことに対して恥ずかしいなんて思いは […]

リチャード・クレイダーマンと恋のメカニズム

  • 2015.12.22

生まれて初めて、 音楽によって感情を揺さぶられたのは忘れもしない幼稚園の卒業式後の家での話。 幼稚園の卒業式という、 人生における最初の「卒業」を経験したものの、 なんの実感もなくストーブの前でごろごろ転がっていた。 BGMには母親がセレクトしたリチャード・クレイダーマンのLP盤が、 ターンテーブルの上で回転していた。 クレイダーマンのアルバムは上品でいて、悲哀も含んでいて、 最初は卒業した新しい […]

エイジング

  • 2015.12.14

時代とともに耳に馴染んでいく音楽、つまり趣味趣向というのは変わっていくものである。 好きすぎて普遍的にかっこいいんだと思い込んでいたものを、 久しぶり聴いてみたら違和感を感じてしまったり、 その逆でまだ自分にはわからないと思っていたジャンルが妙にしっくりハマってしまったり。 発酵食品や醸成酒じゃあるまいし、時がたつと「音楽」自体に味が出たり味が落ちたりするわけではないので、ほぼほぼ聞き手の耳や感受 […]

夢の印税生活

  • 2015.11.30

モチベーション。 かなり不定期ではありますが、印税が振り込まれることがあります。 本当に、忘れた頃に入金されています。 あ、ミュージシャンとして活動してきた証だな、と感慨深くなります。 夢の印税生活には程遠いのが現実ですが、 作品を世に残しておくと、永続的にサプライズな入金が待っています。 よっしゃ、もうちょい世に作品残したろか!ってな気になります。 音楽以外にも、あらゆるメディア・手法で作品を生 […]

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