【007】かがみの孤城 辻村深月
- 2018.01.30
【007】かがみの孤城 辻村深月 かがみの孤城 あらすじ 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る […]
なにもなくてもさも意味ありげに
【007】かがみの孤城 辻村深月 かがみの孤城 あらすじ 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る […]
【006】楽園のカンヴァス 原田マハ 楽園のカンヴァス (新潮文庫) もっと早く出会っていればよかったな、と思わせられるような本。原田マハの作品は、読後の影響力が強い。何かをしたくなる。この本を読み終わって真っ先に、NYの美術館に行きたい、とか、画集でも買おうかな、という欲求に支配された。人を突き動かす力のある、数少ない作家のひとりだと思う。 この作品のあらすじはこうだ。ニューヨーク近代美術館のキ […]
書店といって思い出すのは、ショッピングセンターにあるような大型書店でもなければ、郊外にあるような中型書店でもなく、生まれ育った街にあった小さな小さな「しらかば書店」のことを思い浮かべる。コンビニ半分ほどのサイズの本当に小さい店だった。 自宅から歩いて五分でたどり着けるその店に、中学時代は暇さえあれば通っていたように思う。店の三分の一は漫画コーナーで、もう三分の一は小説で、残りの三分の一で雑誌や文房 […]
ある密着番組で小野伸二(札幌コンサドーレ)が、テレビでサッカーばかり見て過ごしているというのを知って、好きこそものの上手なれという言葉が頭をよぎった。サッカーが好きだからサッカーを見る。自分だったらこうするとかイメージトレーニングもつながるのだそうだ。 なるほどな、と思う。確かに、ラーメン屋になって大成したい者はラーメンの名店をいくつも食べ歩きするのだろうし、料理人もしかりだろう。映画にたずさわる […]
【005】向う端にすわった男 東直己 向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA) 東直己。ハードボイルド作家。長編になればなるほど味わいが増す、めちゃくちゃ好きな作家の一人だ。代表作「探偵はバーにいる」などは大泉洋主演で映画化もされている。すすきのを舞台にした活劇だ。 なぜ東直己作品をめちゃくちゃ好きなのか考えてみた。特にこの「俺」シリーズに関して。ひとつは、札幌に住んでいたことがあるから親近感がわ […]
【004】傍らの人 三羽省吾 傍らの人 夢中になれるものはありますか? そう問いかけられているような気がしてしまう青臭くも一生懸命な物語が連なった良質な短編集だ。著者三羽省吾のユーモアは心地よいし、ダジャレやギャグのセンスには妙に安心する。今作も独特のユーモアがちりばめられていて心地よい。六つの短編からなる作品だが、妙なところでリンクしていて、全体を通して楽しめる作品となっている。「大人」や「高校 […]