出来事

娘が無事、小学校を卒業しました。

娘が無事、小学校を卒業しました。
この春、中学生になるというのですから、
改めていうまでもなく時の流れは速いですね。

アッという間でした。
いろんな人に支えられた6年間だったような気がします。

思い返せば、震災後の入学式だった。
東京でもまだまだ不安を隠せない日々が続く中、
入学式にのぞみました。
正直、親としての実感はそれほどわかなかったです。
それは、娘の小学校生活がふわーっとしたものに感じたからです。
一年生の冬に、転居にともない転校しました。
転入先は妻の母校でもありました。
いい学校に巡り合えたと思います。
一学年一クラス。自由にすくすく育ちました。

ただただ健康に育つ、というのも難しいものです。
不整脈を患い救急車で運ばれたり、
カテーテル手術をしたりと、
一時はどうなることかと気を病んだ日々もありました。
素晴らしい名医にも出会い、
おかげさまで手術は成功し完治しました。

いろんなことにチャレンジしてきたけれども、
長続きしなかったり、あまり夢中になれなかったり、
試行錯誤を繰り返すうちに出会えたこと、見つけたスタイル。
中学へ進んでから娘の軸となるものが二つ、しっかりとある。
適度に子離れしつつ、
見守るという立場、サポートするという立場を忘れず、
日々笑いのたえない家族でいたいと改めて思う。

いろんな人に支えられた6年間でした。
ありがとうございます。これからもどうぞよろしく。

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バトンをつなぐ

3.11
あれから6年。

できることは限られているかも知れないけれど、
できることをやっていこう。
被災地へ力を。祈りを。

そんな日に、
妹夫婦に待望の長男が誕生。
妹の初産は難産だった模様だ。
予定日から10日以上も遅れて、
この日に生まれてくるなんて、
なかなかすごいことだ。
生まれも育ちも宮城の夫婦なだけに、
特別な意味を感じてしまう。

亡くなった祖母に見てほしかった。
かわいい孫が生んだ赤ちゃんを。

命のバトンを繋ぐ。
生あるものが脈々と繋いでいこうじゃないか。

まだ見ぬ、甥っ子に、おめでとう。
無事出産してほっとしているだろう妹夫婦に、
おめでとう。

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それが一番大事

第8回創元SF短編賞に応募した
拙著「黒髪ボブのメガネ女子」が一次選考を通過した。

東京創元社

417作品から41作品に絞られた中に残っている。
ここで賞をとったからといって、
それでメシが食えるわけでもないが、素直に嬉しい。喜びたい。

創元SF短編賞はこれで二年連続での一次通過ということになる。
SFが得意なわけでも、SFを貪り読んできたわけでもないので、
少し不思議だ。

星新一、小松左京、筒井康隆。
日本のSF作家御三家さえ、ろくに読んでいない。

ろくに読んでいないことを自慢するのは恥ずかしいが、
逆にいえば、
これからまだまだ知らない世界と出会えるのだ。

まっさらな自分のSF感(少し・不思議の略)も大事にしたいが、
御三家の作品を手にすることを楽しみにしている自分もいる。

さて、どうやらHIBIKI氏は本を書くのに夢中になっているようですぞ。

湊かなえは世に出るのに三年要したそうです。(比べる人間違ってる?)
やっぱり三年はかかるかもね、とは覚悟しているけど、
絶対最後に笑ってやる。

↑それが一番大事。
大事マンブラザーズバンドにかわって言っておく。

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ととのえました

かたちから入る人、に思われがちだが、
どちらかというと最近はとにかくやってみちゃう人、なのかも知れない。

昔は違った。
サーフィンを始めるとなったら、
一式揃えてからのぞんだものだし、
サイクリングを始めようとしたら、
一式揃えるのに躊躇して始められなかった。

しかし最近は変わった。
いざ、ジョギングを始めよう、となっても、
シューズやウェア一式はおろか給水アイテムをも揃えてのぞむ、
というようなことはしない。
まずはやってみてから考える。
やってみてから徐々に必要なものを揃える。

そして、やりながら、必要なものを買い揃えていく。
足りないものを残しておくと次回につなげられる。
余力を残しておくのだ。
次回までにはあれを用意しよう。
そんな些細なことが、大きなモチベーションになったりする。

先日、一坪スペースの隠れ家を掃除した。
二台のターンテーブルとミキサー、
パソコンにシンセサイザーにトラックメイキングに使う機材、
さらにはステレオセットは年代物の、
希少なAKAIのアンプとスピーカー。
マイクスタンドにエレキギター、アコースティックギター、
足元にはよくかけていた厳選お気に入りレコード箱がいくつか。
所狭しとよくもまあ詰め込んだものだ。
東京の住宅事情を端的にあらわしたような一坪スペースだ。

しっかりしたデスクがあるにも関わらず、
リクライニング付きチェアに座らなくなって久しい。

不要なものを片付けた。

いつもここから、何かを始めてきた。
その神聖なるデスクまわりを片付けることによって、
何かがまた始まればいいと思ってのことだ。

近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」じゃないけど、
片付けられたデスクまわりは、いつ座っても落ち着く。
大好きなものだけに囲まれていればもっと気分がいいだろう。

つまり、何をするかの目的よりも、
あえて、かたちを大事にしてみた。
そうもいえるし、
ここで何かをしたいけど、
何をしたいのかわからないけど、
とにかく何でもできるようにと
片付けだけはやってみた、ともいえる。

おかげで、
きれいなワークスペース、ととのいました。

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来年、再来年、四年後、その先もまた

今年もまた、
来年もまた、
再来年、
四年後、
その先もまた。

caffe

友達って、素敵やん。

歳を重ねるごとに、
友達が減っていっています。
不思議です。
そのせいか、
ひとりひとりを
大切に思う今日この頃ですね。

ちなみに写真の真ん中にあるピッチャーは
水が入っていたのではありません。
日本酒が入っておりました。笑

相変わらず、無茶してるね。

きっと、いつまでも変わらないはず。

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