【DAREKATABEST】[001]ROXY BLUE【WANT SOME ?】
[001]ROXY BLUE【WANT SOME ?】
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(1) TOO HOT TO HANDLE
(2) SISTER SISTER
(3) TIMES ARE CHANGIN’
(4) IT’S SO EASY
(5) ROB THE CRADLE
(6) SQUEEZE BOX
(7) TALK OF THE TOWN
(8) ROCK-A-BYE BABY
(9) LUV ON ME
(10) NOBODY KNOWS
(11) LOVE’S GOT A HOLD ON ME
(12) MAIN ATTRACTION
92年3月発売
【コメント】
92年当時「BURRN!」や「YOUNG GUITAR」などの雑誌を購読していた私が、リアルタイムで発売日を心待ちにしていた数少ないバンドのデビュー作。その名もROXY BLUE。正統派LAハードロック最後の大物的な扱いでデビューした。プロデューサーにはマイク・クリンク。あのGUNS N’ ROSESのプロデューサーで知られる。他にもモトリークルー、メガデス、ホワイトスネイク、浜田麻里などのプロデュース経験もある。古くはロッキーで有名なSurvivorの”Eyes Of Tiger”にもエンジニアとして関わっていた経歴を持つようだ。とにかく当時は大々的にプッシュされていた。しかし時代はハードロックバンドブームも終焉間近。グランジロックが席巻していく中で、ROXY BLUEはこの1枚のみで消えてしまった記憶がある。
楽曲のサウンドは正統派なHR。ガンズやモトリーに感じる「悪」や「不良」な部分を一切感じないのが不思議だ。楽曲にもワルさは微塵も感じない。それゆえにクセはなくノリのいいロックナンバーやパワーバラードなどポップでキャッチーな楽曲が多い。日本のバラエティ番組などでもいくつかの楽曲のイントロをコーナーの導入で使用していた。「元気がでるテレビ」なんかではよく使われていた。キャッチーなので、一度聴くと印象に残る曲が多い。地味にギタリストがうまくてギターソロのわびさび具合は今聴いてもツボ。
ドライブのおともに1枚忍ばせておきたいアイテムだ。その際はドライブスルーでジャンクなものをテイクアウトすることもお忘れなく。
2016.03.24

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