何もしない喜び

何もしない喜び

「Dolce far niente(ドルチェファールニエンテ)」というイタリア語の言葉があって、直訳すると「何もしない喜び」っていう意味なんだけど、ジュリアロバーツ主演の邦題「食べて祈って恋して」に出てきた言葉ですごく気に入っています。

すごくいいなと思う。

なぜなら、いつもいつも「何かをしよう」と必死になっているから。自分は何か目標を持ってひたむきにhave toなりmustという使命感にせきたてられながら生きていることに喜びを覚えるタイプの人間なのだ。そう。悲しいかなそういう窮屈さを求めるタイプなのだ。そこにきて、何もしない、なんて、めちゃくちゃ対極じゃないですか!?

で、だ。

この正月の1日、2日と、ほぼほぼ何もしないでみました。なんと喜ばしいことか!? いやさすがゴロゴロして本読んだりしましお散歩で一時間からだ動かしちゃったりしたけど、それ以外は「目的」も持たずだらだらとゴロゴロとボケボケとしたんです。

何もしない喜び。

ちゃんと味わえました。
素晴らしい2021のスタートです。

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