別れの季節ストーブリーグ

別れの季節ストーブリーグ

Wikipediaによると、ストーブリーグ(英語ではhot stove league)とはプロスポーツ選手の契約更改や移籍の動きなどの話題のことをさすようだ。当初はストーブが必要となる季節、つまりプロ野球のオフシーズンに選手や監督、チームの話題についてまとめた記事を指していたが、他のスポーツにも広がったとのこと。

Jリーグも、
ストーブリーグの真っ最中だ。

応援するチームの誰かが抜けると噂されたり誰かが加入すると噂されたりに一喜一憂する毎日なのです。

今年の漢字は「金」とのことでした。
「きん」ではなく「かね」と読んでみましょう。

Jリーグは今年、向こう10年で2100億円にものぼる英大手動画配信会社と契約を結びました。潤沢な資金を手にし、クラブチームへも還元されていくそうです。それにより、チーム格差の広がりにますます拍車をかけることになるのが予測されます。強いチームはさらに資金を獲得できるという構図ができあがるからです。よってお金のない弱小クラブはストーブリーグで恰好の草刈り場となっていくのです。

まさに、応援するチーム「ベガルタ仙台」が恰好の草刈り場となっております。CBの主力が神戸へ。チーム得点王が柏へ。ウイルソンという一時代を築いた象徴は退団(甲府へ移籍)、さらに若手有望株だった金眠泰は札幌へ移籍。

ストーブリーグは別れの季節。わかってはいるのですが、相当ツライです。卒業しても応援しているね、というアイドルとはわけが違うのです。移籍してしまえば対戦相手なのです。しかも別のユニフォームを着ているのです。もちろんサッカー選手として大事な時期にベンチをあたため続けるよりは、出場機会を得たいと思うのは当然のこと。監督がつかわなかったとはいえ、チャンスをつかめなかった本人が一番悪いでしょう。

サポーターさんたちは毎年こんなつらい思いをしているのですね。タフじゃないとやっていけません。渡部、ハモン、ウイルソンは仕方ないにしろ、若手のうちに獲得していたキム・ミンテを育てられずに手放すのがショックでショックで仕方ない。欧州で活躍できる器だと思っていただけに、札幌で花開いてレッズ武藤の二の舞になる予感しかしてません。

もちろん、チームを離れた面々のことはいまだってずっと応援してます。
ただ、ミンテに関してはうまく整理がつかないですね。
どんなにうまく補強がされようと、埋まらないです。

そんな悲しい季節です。

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