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ドラマログ2024

今年は50作品近くを鑑賞したようですね、韓国ドラマ。話題作からいにしえの作品まで網羅したつもりですけど、そろそろ食傷気味なのかジャンルは偏りつつあるかもです。

都会の酒飲みな女たち

ちょっと前のですけどとてもよいドラマでした。3人の酒飲み女性たちのバカやってるなーな毎日なんですけどね、キャラ立ちもいいし、「生きる」ってのは大変ですよっていうのをそういう角度で表現してくれるかーと。結構感動しっぱなしでした。シーズン2まで含めて面白かった。

相続者たち

もう名作ちゅうたら名作ですよね。サントラも相まって、めっちゃハマりました。説明不要。

製パン王キムタック

韓国旅行行くんだけど、ロケ地が行くとこと近くだったから大急ぎで見たいにしえの高視聴率ドラマ。面白かった。めっちゃ。結局ロケ地めぐりなんてする余裕がなかったんだけど。笑

運の悪い日

めっちゃダークでグロくて胸糞悪な作品をご紹介。こういうのこそ韓国ドラマのだいご味だったりもしますのでぜひぜひそういうのを好みな方は。ユ・ヨンソクって俳優がまたサイコパスやらせるとキモくってうまくってやばいんすわ。絶賛。

ムービング

これはもうなんで早く見なかったんだろう、です。こりゃ名作。韓国版アベンジャーズのような。こおが頂点にあるかなー韓国ドラマのピークにあるかなーと。思わせられた渾身の作品ですね。

白雪姫には死を

サスペンス・ミステリーとして2024はこれを一押しにしておきます。胸糞悪い感じとか不穏な感じとか、やーな感じを払拭していく冤罪の主人公の孤独の戦い、問題解決へ向けて毎回毎回、前のめりになって鑑賞しましたよ。スカッとするわけでもないけど、うん、みごたえある作品でした。

2025年もたくさんドラマ見るんでしょうけど、いい出会いに期待してます♪

読書ログ2024

配信三昧で便利な世の中になり久しい。

活字離れしている。

そんな中でも、今年読んだ本たちの中から記録しておくべきいくつかを記しておきたい。

カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅 森知子
韓国のリアリティ番組でスペイン巡礼の旅人をもてなす「スペイン下宿」の番組を見ていたらスペイン巡礼ことカミーノに興味を持って読んでみた本作。これがまたライトな語り口で読みやすかった。いつかはカミーノ、巡礼してみるのも悪くない。そのためには健康な体を維持していく必要があるね。とさまざまな角度から考えさせられた作品でした。

「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一

SF小説入門者向けのセレクトブックって位置づけ。いにしえの作品は、ほとんど現実化されていることも感慨深い。頭で考えることは、実現ができるという証拠か。読んでみたい本がたくさん出てくるし、自分がどのジャンルに興味があるかとかがよくわかる。あ、ちなみにSFは得意じゃないのに、本当に興味深く読めたのでおすすめですよ。

サメ映画大全 知的風ハット

小説ばかりを好んで読んでいた人間だが、最近はこの手の全集めいたキュレーションめいたセレクションのような本が好きになってきた。なぜなら一冊読んだだけで、すべてを見た気になってしまうからだ。結局この本を読んでから実際に見たサメ映画は二作品ほどで、他を見た気になってしまっているから恐ろしい。まあでも、知識としておさえておきたい一冊ではある。

ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち レジー

教養がもてはやされて久しい。
なんのための教養なのか。好きが興じて教養が役に立つのか。役に立つために好き(教養)を増やすのか。なかなか有意義な書であった。晋平太のラップまでもが教養の一部としてとりあげられているくだりには正直驚きが隠せなかった。

赤い砂 伊岡瞬
デビュー前の幻の小説とのことだ。
好きな作家なので伊岡瞬の作品はたいて読んできているが、これがデビュー前の作品だとは驚きだ。
なぜこの作品が2021年に刊行されたかは、その時代背景によるものが大きいだろう。
あらすじは伏せるにせよ、これはパンデミックとの関連が強く、現代(いま)を切り取った作品といわれればたしかにその通り。
といったタイムリーな部分も含めてとても読み応えのある作品だった。

2024年はほとんど活字読まなかった。読んでもハウトゥー系というか教養系ばっかりだった。健康本とか回復本とか、ああ、年齢的な興味の変遷が如実に反映されいるのだなと。

2025年も面白い本と出合えますように!

イ・ハイ

久しぶりのブログ投稿になる。約2年ぶり。最近はパターン化した日常の中でもささやかな幸せをかみしめ、ゆっくりとだが確かな時間をすごしている。2年前に掲げたルーティンワークも少し形になっていて外国語の習得も順調だ。2023年9月には東京にて韓国の友人との交流を経て、2024年4月には韓国の水原市と清州市で交流。異文化交流はなかなか楽しい。まだまだ字幕なしでは韓国ドラマやバラエティのすべては理解できないが言語習得は筋トレと似ている。毎日の積み重ねが有用だ。ついでに英語も補強しているが、こちらの言語は配置の問題でどうにもうまく使いこなせない。だがまあぼちぼち向き合っているところ。そして2021年11月から始めたピックルボールというスポーツ。目下こちらにハマっており、韓国でもこの競技で大会へ出てきたし、台湾であるアジア大会にも出たかった(出たいと思えば出れるかといえばそうでもないんだが)。ピックルボールが楽しい。このための体作り。そんな毎日だ。もちろん体は20代の時のそれとは異なるので毎日がメンテナンス。これまたルーティン化。つまり前述のようにパターン化した日常こそが尊いという境地。こりゃ早朝ヨガを始める日も近いか?笑

さて、最近好きなシンガーは韓国のディーバのイ・ハイ。しっとりとしたR&Bで昨今のブーム的K-POPとは一線を画している。かつ、デビューミニアルバムの1発目の曲Turn it up/Lee Hiあたりで、私のEPの曲とネタかぶりしていた。TThe MiraclesのGive Me Just Another day。そんなこともあってLee Hiは何かっていうとよく聴く、プレイリストにはマスト。

HEADS主催のPickleball大会In 清州 は規模が大きかった
梨泰院クラスのロケ地
水原華城の入口
世界遺産の昌徳

あんな目標、こんな目標

新年明けて、
二週間もたてば通常運転。
年始にたてたあんな目標、こんな目標も、
ほころびをみせはじめている時期では?

目標は常に目の前の届きそうなところに一つ。
手が届かなそうなところにもう一つ。
だいぶ、夢のような話を遠いところに一つ。

個人的には、
今年は今までの活動の集大成と位置づけられる、
そんな素敵な一年にしたいと考えています。

あとは、
コミュニケーションの幅を広げていきたいですね。
外側に開いていく、そんな準備ができればいいなと。

新しいことへの挑戦も、
準備できればいいなと思っているよ。

なんか、準備のための一年になりそうだけど、
準備は大切だと思うよ。笑

そしてね、
占いとかゲンとか気にしないほうなのですが、
厄年(本厄)だし、大殺界(最後)という負の大一番なのです。
ここを乗り切ればハッピーなはずですね。(だいぶ気にしてるじゃん!)

それでは、今年も残り350日、
よろしくどうぞ!

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こんな本や作家が好き

誰かにせっつかれているかの如く、活字を読みあさっているものの、決して趣味は読書ですなどとは言えない。そんな自分は年間120冊を読む。週に2冊読んでいる計算だ。読めばいいってもんじゃないんだよ量より質だろ、大事なのは中身だろ、大事なのはどう感じたかだろう。おっしゃることはもっともです。意外と、頭には入っていかないもんですよ。特にフィクションを好んで読んでいるので、覚える必要もないし、頭に叩き込む必要もないんです。ただ感じるままに感情移入して読みすすめるだけなんです。だから、時と場所を選ばず(結構選びますけど)、活字の世界はいつでも読者を「ここではないどこか」へ連れ出してくれるのでやめられません。

 

では、どんなものを読んでいるんだよ、という話です。基本的には好きな作家さんのものを深く掘っていく読み方が好きです。なので、一度気に入ったら、どんどん読んでいく傾向にあります。だからこそ逆に、未読の素晴らしい作家さんとの新たに出会うときのあの感覚もやめられません。何度はずれても、何度失敗しても、新たな出会いがそれらを凌駕してくれます。

 

レコードの場合はいわゆるジャケ買い、タイトル買いをしました。本はジャケ買いは滅多にないです。出版に関わっている方々には申し訳ないけど内容にしか興味がないんです今のところ。タイトル買いはたまにやりますが、ほぼほぼ失敗しますね。タイトルがよすぎる作品って実は中身は・・・。というか読み終わって初めて、ああこのタイトルしっくりくるね、っていう作品のほうが好きかもしれません。

 

ではでは、最近はどんなのを読んでいるのか。好きな作家で、あらかた読んでしまって新作を常に待っている状態なのが角田 光代奥田 英朗吉田 修一だ。このあたりは、コンスタントに新作が出る。ちょうど欲している頃に出る。ドラマ化や映画化もされやすく、なじみのある作品も多いのでは?

 

怒り(上) (中公文庫)

 

好きだけど、だいたい読んだよ、とは言えるほど読めていないのは重松清の作品。家族をテーマにした作品が多いのかな。同じぐらい小学生が主人公も多いかな。とにかく、面白いけど、泣く。そういう意味では疲れる。だから読むのに体力がいる。

 

その日のまえに (文春文庫)

疲れないのはエッセイ。あまりエッセイは読まないが、三浦 しをんのエッセイや書評集はわりと好きで読む。いつも鞄には一冊本を入れているが二冊入れるなら、三浦しをんのエッセイとか書評を持ち歩きたいかな。

 

昔は、ミステリーなんて味気ないとか思ってたけど、単純に面白い。いわゆるミステリーの大どんでん返しを味わってしまってからどっぷりハマってしまった。乾くるみイニシエーション・ラブセカンド・ラブあたりのラストで衝撃を味わったあたりから、ミステリーにも手をのばし始めた。ベストセラー作家の湊 かなえのイヤミスはだいたい読んだ。本格的な推理小説にはまだ手が出ないが、葉桜の季節に君を想うということなどで知られる歌野 晶午や来年映画が公開され話題になるであろう愚行録の著者貫井 徳郎の代表作は読んだし、これからも読み続けるだろう。伏線のちりばめ方やミスリードがうまい。大いにだまされて、だまされていることを知った時点で、最初から読み直したくなる衝動。あれはたまらないね。

慟哭 (創元推理文庫)

また、悲しい気持ちになることが多い、桜木 紫乃の北国の寂れた街を舞台にする話とかも好き。最近読んだ、それを愛とは呼ばずは、よかった。結末が衝撃すぎてびっくりしたが、ああいうタッチの作品はひきこまれるし、これからも読んでみたい。

 

今年の夏に、友人を亡くした。その友人が好きな作家にあげていた道尾 秀介。代表作を含めいくつか読んだが、独特の世界観で、味わい深くて面白い。

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)


今日から映画が公開される大崎 善生聖の青春はノンフィクションだが面白い。大崎 善生は将棋雑誌の編集出身のようですが、他にパイロットフィッシュ とかアジアンタムブルー なんていう慟哭の恋愛小説もなかなか面白いですよ。

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