敗者復活戦
- 2020.09.21
- 音楽

そうそう。
ラップを始めようと思ったきっかけが、
ライムスターの曲「敗者復活戦」という曲との出会いだった。
Dさんのバースも、宇多さんのバースも、
哀愁漂うトラックも大好きで、
すんごく聴いた。
特に宇多さんのバースの描写が、
映画の作品を見ているような、
短編映画を見せられているような、
あの内容が衝撃的だった。
すさまじく心に響いたわけですよ。
敗者復活戦はDさんのスポーツのシーンと、
宇多さんの夢破れた音楽家?のシーンがね。
敗者復活戦は染みた。
それでライムスターのライブ行って、
わーかっこいい。(←あっさりした感想
キングオブステージを見せつけられて、
リスナーから
ヒップホップヘッズから
一瞬にしてリリック書いてラップする、
自称ラッパーに変貌をとげたんだよね。
ラップは自由だった。
ラップすればラッパーって名乗れた。
かっこよければ正義だった。
かっこよくなるために努力した。
いろんな人にきいてもらった。
路上でラップしたり
著名な人たちにきいてもらったり、
クラブに足しげく通って挨拶して顔を売って
名前を売って、
それでもラップうまくなりたくて毎日努力して、
毎日頭の中でリリック考えて、
でも不思議なもんで
「敗者復活戦」みたいなストリーテーリングをしたかったはずなのに、
初心は忘れちゃうもんで、
そういう曲作ることはなかった?かな??どうだろ?
ていうことをね、
宇多丸氏がMXテレビでなにげに喋ってる時に思い出した。
宇多丸氏がね「おじさんたち」っていうワードを口にしただけなんだけどね。
そうなの、敗者復活戦のリリックに出てくるんだよね。
「おじさんたち」っていうワードがさ。
なもんで20年以上前に聴いて衝撃を受けた名曲が一瞬でフラッシュバックしたんですよ。
という話。
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