愛犬がヘルニアになってしまってね

愛犬がヘルニアになってしまってね

11月の半ばに愛犬がヘルニアになってしまってね。まったく歩けなくなったんだ。お散歩していたら突然、足がふにゃふにゃになって、支えられなくなっちゃったんだ。家に戻ってからも、後ろ脚を床に引きずりながら進むようになってしまった。抱っこは嫌がるし、動けなくて大変だった。慌ててかかりつけの獣医に相談しに行ったら、下半身が麻痺する一歩手前ではないか? と。「MRI撮影して手術も視野に入れたほうがいい」と大きい病院を紹介してくれた。

初めてのことだったし途方に暮れた。それでもワンコは自覚がないのか、いつもの笑顔。MRIまで日数があったので、処方された痛め止めを飲ませながら、安静にして過ごした。おトイレを家の中でできない子(そういう育て方をしてしまったわけだが)なので、排尿や排便は散歩に行かなければしない。なもんで、下半身が麻痺しかけている我が子のおトイレの介助生活がスタートしたのだ。

寝そべったまま膀胱を圧迫して排尿を促す動画を見様見真似でやってみるものの、排尿にはいたらず…。結局抱きかかえて外へ連れ出す。15kg。ダイエット必須といわれただけあり重い。飼い主、筋トレし続けてきた甲斐あり。。。

歩行困難、自立困難だったので、両後ろ足を手で支えてあげる。よたよたと不安定だが歩きだす。片足をあげようとしてふらつき尻もちをつく。脚あげなくていいんだよ? と言うと、それにこたえるように女の子おしっこをする。とりあえず排尿できたことにほっとする。

ずっとそばにいますよ。
うん。
そんな想いを強くしました。

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MRI撮影だけでも大卒初任給を軽くこえる金額が発生する。
まして全身麻酔だし、それだけでもかなりのリスクがあるし、
撮影した勢いで手術するなんてパターンもあるとか耳にするし、
何が正解かわからなくなっちゃったりして右往左往しました。

結局、友人にも相談したり(獣医大通ってた頼もしい人いました)、サードオピニオンぐらいぶちかましまして温存療法という選択をしました。

1週間、痛み止めの注射と飲み薬の諸々の投薬治療で、なんとか歩行できるところまで回復。

平坦な道をお散歩できるまでに回復した11月の末でした。
おしっことウンコを家でできない為、平坦な道まで抱きかかえて…。
とぼとぼと歩いておしっこ。とぼとぼと歩いてうんこ。
たったそれだけのことだけで、回復した実感はあるし、感動しました。
本人は歩きたがるので隙あらば長く歩こうとします。
でも、歩けば歩くほどに、後ろ脚がふにゃふにゃになるので、すぐ止めて抱きかかえる。
その繰り返しなのですが、
一進一退。しかし三歩進んで二歩さがるような毎日なのかな。

現在もなお、試行錯誤で温存療法は継続中です。
やっていることは、サプリを飲むこと。
ダイエット!部屋中に滑り止めのマットを敷きました。
家の中では歩行できます。寒い時はちょっと調子悪くなっちゃうかな?

運動不足になっちゃうかな?という心配は残るものの、なんとか元気にやってます。

もう少し暖かくなってから、
手術も視野に入れてどうすべきかもう一度考えてみようかな?と思っております。