[010]Bubble Bubble Bebop/矢野沙織

[010]Bubble Bubble Bebop/矢野沙織

[010]Bubble Bubble Bebop/矢野沙織

矢野沙織が2019年町田にやってくる!ってことで、矢野沙織のアルバムをピックアップしてみたい。
矢野沙織は10代でデビューしたアルトサクソフォーン奏者。音楽誌では話題になってたので当然デビュー時からチェックしてました。2007年に報道ステーションの初代オープニングテーマを演奏するあたりでプチブレイクか。6枚目にして発売されたベスト「矢野沙織BEST〜ジャズ回帰〜」もなかなかのマストアイテム。その後「BEBOP」(2010年)を追求してスタイルを極め、ファンへの感謝を込めリクエストにこたえた10枚目のアルバム「Answer」だが、これは矢野沙織の現在の立ち位置という意味での「Answer」でもあった。(2012年)

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そしてAnswerから3年ぶりに発表されたアルバムがこのBubble Bubble Bebop。

Jazzを深く知らない頃は、なんで同じ曲ばかり演奏するの?ってのは素朴な疑問だった。セロニアスモンクのアルバムで同じタイトルが並んだりとかね。Bubble Bubble Bebopでは、過去にも演奏している曲が入ってくるわけだけど、「演奏の違い」を楽しむのも器楽アルバムの醍醐味なのだなと。同じ曲で同じ奏者でも、演奏時期によって趣向が異なる。これはスルメのようなもので、噛めば噛むほど、聞けば聞くほどの世界です。

「基軸は“Bebop”に据えながらも、今の矢野沙織の音を最大限に活かしたファンキー・ジャズのいいところ、キューバンラテン要素の美味しいところを盛り込んだ、バブルの如く湧き出るサックス、スパークリングなパッション・ジャズを聴かせます。」との宣伝文句。

Bubble Bubble Bebop

1. Blowin’ The Blues Away
2. Bluebird
3. Puerto Rico~砂とスカート
4. Betty Et Zorg
5. Mercy, Mercy, Mercy
6. Bayou
7. Avalon
8. Bye Bye Babylon
9. Confirmation

個人的な推しというかヘビロテは矢野沙織作のBye Bye Babylon。これ好き。
特に後半は大好きですね。それとBluebirdやPuerto Rico~砂とスカート、
Confirmationなんかを好みますね。このアルバム意外と全体を通して好きです。
ライブ観るの楽しみ。

2019.07.26