[015]七夕おどり 島倉千代子

[015]七夕おどり 島倉千代子

ふるさとの食べ物はソウルフードというが、ふるさとの音楽をソウルミュージックとは呼ばない? ではなんと呼ぶ? ローカルソウルとでも名付けるか。

そこでだ。自分にとってのローカルソウルとは? と考えたときに真っ先に浮かんだのが、夏の風物詩「盆踊り」のテーマ曲だったりする。夏といえばこれ。これ聴かなきゃ夏じゃない。ってぐらい親しんできた音楽であります。

だがしかし、札幌に住んだり上京したりして以降、パタッと聴かなくなりました。なぜ? なぜなら、どうもご当地ソングのような位置づけが強い歌だったようなのです。

なので、この曲は盆踊りの定番だと思い込んでいたのに、他の地域の人にしてみれば初めて聴く曲だったりしちゃいます。ちなみに仙台七夕の定番が島倉千代子の七夕おどりですが、平塚の七夕の定番は都はるみの七夕踊りだそうですり。まったく異なる曲です。

まあ、ローカルソウルって他にもいくつかあって、佐藤宗幸の青葉城恋唄とかが筆頭だけど、やっぱご当地CMにはかなわないなという印象はある。なぜなら青葉城恋唄は全国区だけど、ご当地CMはゆかりある人の耳にしか入らないからね。

ベニーランドの歌とかローカルソウルナンバーワンだろうね。これ口ずさめれば県民だよ。あとは菓匠三全とかホテル松島大観荘とかKHBお天気情報とかさ。そこらへんは映画「ゴールデンスランバー」でも確認できるから、ローカルソウルをチェックする際はそちらもよろしく!

ってわけで、島倉千代子の七夕おどりはローカルソウルに認定です。

2019.10.15

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